「東京AI祭2025」に参加してきました

AI時代に生き残るITエンジニアに必要な力

千代田まどかさん(Microsoft)

  • AIでエンジニアが不要になるか
  • 産業革命
    • 技術の発展によって社会を変える
    • 歴史上さまざまな革命があった
    • 社会の変革の過渡期には古いやり方側からの反発がある
    • 時間が経つと置き換えられていく
    • いらなくなる仕事があれば新しい仕事もある
  • MSエンジニアに聞くAI時代のエンジニアに必要な力
    • マインドセット
      • 好奇心
      • 継続的な学習
      • AIを柔軟に受け入れる姿勢
        • AI Enhanced Engineer
      • 越境/全体最適志向
        • プロダクトやビジネスへの当事者意識
    • スキルセット
      • ハードスキル
        • コンピュータサイエンスの基礎
        • AIの成果物の正しく評価/修正
        • バイブコーディングはガチャ
          • 事前にスペックを整備できる必要がある
      • 品質保証
      • ソフトスキル
        • 課題発見定義
        • ユーザの観察共感
        • ビジネス理解

Obsidian × AI活用の最新の知見

松濤vimmer(Cyber Agent)
https://speakerdeck.com/onikun94/obsidianxainohuo-yong-nituite

  • Obsidian
    • メモツール
    • AIと親和性が高いから話題になっている
  • ファイルの配置構造
    • Voultというスペースを作ってそこにメモを書いていく
    • Vaultがローカルのフォルダと紐づく
      • ローカルにあるのでAIツールで読み込める
      • Notionはクラウド上に保存されるからそこが違う
      • NotionAIを使うかMCPで頑張るかする必要がある
  • AIの活用
    • ObsidianもAIツールもローカルの同じファイルを見るので同期できる
    • ローカルにあるから任意のAIツールを使える
  • クラウドへの同期
    • ローカルで管理してるから共有するにはどこかに反映しないといけない
    • GitHubでバージョン管理しながら使うのもいい

AI SaaSサービス開発チームAI活用戦略

東哲志さん(JapanAI)

  • AIコーディング
    • 大規模だといきなり良いコードは生成されない
    • 長く同じプロジェクトをやってても経験値を積んでくれない
  • Spec Driven Development
    • 仕様をドキュメントとしてしっかり定義しておく

AIが実業務を動かすために:Workflow Agentとガードレール設計

宮田航志さん(Algoage)
https://speakerdeck.com/miyatakoji/aiagentnoxian-jie-wochao-e-xian-chang-wodong-kasuworkflowagentnoshe-ji-toshi-jian

  • AIAgentの現場導入
    • 再現性の壁/コストの壁/セキュリティ/ガバナンスの壁
    • PoCで雑に終わらせると現場で使えないものになってしまう
      • 顧客が求めているものを見定めないといけない
      • 再現性のあるものを作れないといけない
  • 設計原則
    • LLMの自律性 / ワークフローやルールの厳密さ の2軸
    • 自律性も厳密さも低くていいならチャットプロンプトとか
  • エージェントの開発フェーズ
    • Formalize
    • Intent Check
    • Exec/Observe
    • Control
  • エージェントの評価サイクル
    • 現状のワークフローを取り込んでいく
      • 構文妥当性
      • 意味的正しさ
        • 網羅性の担保
        • ワークフロー自体が意味のあるものになってるか
        • 業務を深くりかいしていないと判断できない
    • 信頼性/安全性の高い実行
      • 指示がどのワークフローに当たるかの判定
      • LLMにわたす前に機微情報をマスキング
      • 人が判断するタイミングを設ける
        • HaaT(Human as a Tool)
        • 重要な判断や操作は止めて人に尋ねる
      • MCP呼び出しツールの権限制御
        • 意図しない操作がされないように

楽楽精算における三位一体の楽楽AIエージェント

石田浩章さん(ラクス)

  • 楽楽精算におけるAIエージェント
    • 面倒な申請入力業務を代わりにやってくれるもの
    • 分かるところを埋めてくれる
  • 3つのエージェント
    • 関連伝票の検索
      • 領収書から関連しそうな伝票を持ってくる
    • 過去申請の推論
      • 同じ操作をするケースが多いので似たものを持ってくる
    • 伝票明細の生成
      • 集めた情報を元に申請書を作る
  • 信頼性と汎用性
    • 経費精算は間違うと大問題
    • カスタマイズ性の高い製品
  • LLMの利用コスト
    • プロトタイプでは1申請で500円
    • 数十円規模まで削減して現実的な範囲に
      • マルチエージェント化
      • モデルの最適化

AI Agent経済圏に向けた交渉Agentの挑戦ー技術から実装へ

比嘉亮太さん(NEC)

  • 生成AI基盤を作っている
    • 社内の人が提案書を作るときに参考情報を検索したり
  • 音声認識
    • コンタクトセンター
    • 医療業務での患者対応
    • 自由会話を認識して話者を判別したり
  • AI Agent Ecosytem
    • 次世代エコシステムの構築
    • 自動交渉AI
      • 最良の取引条件を生成して自律的に交渉する
      • よりよいエージェント経済圏のために必要

AIエキスパート育成の方法 急成長テクノロジスト集団が実践するVLM開発とAIラボ

大島尚さん(ADiXi)/保知 一也さん(Acrosstudio)

  • AI人材の育成
    • AIラボ
      • 生成AIの理解
      • AI駆動開発
      • AIエージェント活用
      • AIを活用した課題解決
    • 座学/ハンズオン/実プロジェクト
  • VLM
    • Vision Language Model
    • 画像とテキストをあわせて処理できる

Building the Pathway from AGI to Superintelligence

Jad Tarifiさん(Integral AI)

  • GenerativeAI
  • World Model
  • AGI
  • Superintelligence

AIエージェント開発のリアル 〜現場で学んだ技術アプローチとマインドセット

知田悠生さん(ギブリー)

  • AIエージェント開発事例
  • 事例調査
    • 先行事例の収集の自動化
    • 1wでプロト/3wで完成
    • 網羅性/正確性の担保をどう保証するか
  • 安全性評価
    • 製品の安全性評価をLLMで支援
    • LLMのスコア基準の適切さ/一貫性
      • 説明責任問題
  • ナレッジ検索
    • 二次情報中心で一次情報が欠如してしまう
  • どれも人が現状やっているフローや判断を言語化して落とし込む必要がある
    • 既存の業務プロセスが非属人化されてるか
    • プロセスが整理されてるか

生成AI活用術AIドリブンで実現する業務改革

小笠原寛太さん(Microsoft)

  • 人とAIの共存
    • AIアシスタントを持つ
    • 人間主導のエージェント
    • 人間によるエージェント操作
  • Agentic DevOps
    • 開発サイクルの様々なフェーズでAI活用
    • Copilot Studio
    • GitHub Copilot

ゲームのためのAI開発 - SGE AI戦略本部の現在とこれから

黒田和矢さん(Cyber Agent)

  • SGE
    • ゲームエンターテイメント事業部
    • ゲーム関連の横断組織
  • AI戦略本部
    • レベルデザイン支援
      • 難易度のデザイン
      • ゲームバランスを維持した新カードの追加とか
    • クリエイティブ支援
      • あらゆるクリエイティブをAIで支援
    • キャラクターAI
      • キャラクターとの対話で新しい体験創出
    • プレイヤーAI
      • 初見でプレイできるAI