「Featured Projects 2024 (Day1)」に参加してきました

感想

  • 個別のテーマはあったものの全体的に登壇者がどんな思いでものづくりをしているか聞けたのがおもしろかったです

事業を前進させ、社会を良くする“そうぞう”の力

  • 草野美木さん
  • 前田瑶介さん
  • 水谷翔さん

WOTA

  • 水の再利用をする事業
    • ろ過して殺菌してといったフローで飲めるレベルで水を浄化
    • 災害現場での活用
  • 途上国では上下水道整備とか言うより目の前のトイレを改善すると受け入れられる
  • 小さい浄水場のようなもの
    • 浄水場は管理する人が必要だがこれは自動でメンテ
  • 処理の内容がブラックボックスにならないように
    • フィルターの前後の水質を見てあとどれくらい使えるか示す
    • 自動化できるところは自動化
    • 使い方によって変わってくるところは使ってる人が理解して対応できるようにしている
  • 水の問題を自分たちで解決してもらえる環境を目指してる
    • WOTAが作ったものを世界中に届けたいとかではない
    • WOTAをベースにメーカーがそれぞれいいものを作ってほしい
    • Androidのようなイメージ
  • 社会に導入してもらうためのデザイン
    • 能登地震の時に自治体の人に許可取るまで時間がかかった
    • もともと知ってもらってるような状態にしたい
  • 誰でも使えるから誰でも作れるになるといい

Duolingo

  • 外国語を学べるサービス
    • 機能についてはすべて無料で使える
    • 現地で仕事ができるとされるレベルまで認定されている
    • 絶滅しそうになってる言語もサポートしてる
      • 現地の大学やNPOと連携して
  • リテンションを大事にしてる
    • 毎日使ってもらえるような設計/デザイン
  • ブランドデザイン
    • フクロウのキャラクター
    • やろうと思った時に思い出してもらえるように
  • 新しい機能を出す時は必ずABテスト

「デザインの潮流」から考える、いまデザイナーが取り組むべき「論点」

  • 浅沼尚さん
  • 齋藤精一さん
  • 田中友美子さん

デザインの潮流と提言

  • 領域が広がってる
  • いろ、もの、かたちだけでない
  • ファシリテーションとか
  • 専門教育を受けたデザイナーだけじゃなくなってきた
  • 行政で利用者視点生活者視点
  • デザインがプロセス化して広まってきた
    • デザイン思考とか

フォーカスイシュー

なぜあの人はつくるのか:そうぞうの原点

創造をつづけるモチベーション

  • 誰かのため
    • 可能性を広げること
    • 社会性があること
  • 自分のため
    • 作ることで違うことが見えたり感じたりするのでそれを知るため

日々の情報接種や影響を受けているもの

  • 地方へフィールドワーク
    • 都心に情報が集まってきてる
    • 自然に向き合ってみる
    • 都市の生活者とは環境も価値観も違う

今後どのようにものづくりを続けたいか

  • 自分のためにつくることをしたい
    • クライアントワークでものづくりをしてきた
    • 誰かのためにやってるだけだと自分が何を表現したかったか見失いはじめた
    • 自然の中で自分たちのコントロールのきかないものと向き合う
  • 分からなさのクオリティを高める
    • 分かるものを作ってきた
    • 全部作る側が意味をつけている
    • 分からないものを作ってそれがどういうものか考えてもらう
    • 受け手によって多くの意味が生まれる

人生の折り返し地点。改めて向き合う“そうぞう”の旅