「アクセシビリティの祭典 2024」に参加してきました

感想

  • 神戸で現地参加してきました
  • 登壇者や参加者に障害当事者も多くいて多様性のある場でした
  • 普段webの開発をしていて想像だけでアクセシビリティの対応をするのがそれでいいかよく不安に思うので、当事者の話を聞いたり様子を見たりできたのはいい経験でした

ひとと繋がってその後

アクセシビリティの祭典

  • 2015年2月が最初
  • 植木さんと板垣さんが一緒にはじめた

サニーバンク

  • 上濱 直樹さん

サニーバンクの取り組み

株式会社トルク

発達障害

  • ASD
  • ADHD
    • 注意欠陥
    • 多動性
  • LD
  • 後天的ではなく生まれつき
  • 濃淡あって複数持ってる人もいる
    • 診断がつかないグレーの人もいる
    • 誰もが脳の多様性を持ってる

アクセシビリティ

  • 輝度、彩度、コントラスト
    • 明るすぎるとまぶしい
    • 真っ白や真っ黒でなく少しグレー寄りの色にする
    • 高すぎるコントラスト比
  • 自動アニメーションの制御
    • 気が散って集中できなくなる
    • ルーセルは停止できるように
    • 文字にアニメーションなどが重なると読めない
  • 比喩や曖昧な表現
    • 「これ」や「あれ」が分かりづらい
  • 音声コンテンツ
    • 聴覚からの情報取得が苦手
    • 背景音を含まないようにしたり消せるようにする

サイボウズ株式会社

  • 杉崎 信清さん

サイボウズアクセシビリティに取り組む理由

  • どんな人や状況でもサービスを使ってもらえるように
  • 建築現場で見えづらい中で
  • 電車で移動中
  • 製造現場で両手が塞がって音声入力で

アクセシビリティの定義

  • 一般的には
    • すべてのユーザが支障なく使えること
  • サイボウズでは
    • ソフトウェアをつかえるだけでなくその先のものがある
    • すべての人がチームにアクセスできる能力
    • チームに参加したいという願いを尊重すること

改善例

アルファサード株式会社

  • 野田 純生さん

あるファサード

組織にアクセシビリティをインストールする

  • トップダウン
  • 既成事実を作る
  • パーパス/ビジョンから
  • ビジネスと考える
  • 副次的なメリット
  • 当事者を巻き込む

LINEヤフー株式会社

LINEのアクセシビリティ

ヤフーのアクセシビリティ

  • UIガイドラインの1活動として
  • 障害当事者と協業した取り組み
  • WCAG2.1のAAから各プロダクトで対応

今後

クラスメソッド株式会社

  • 持田 徹さん

リエールアプリ

  • 一般消費者向けのアプリケーション開発
    • LINEミニアプリとか
    • モバイルオーダーとか

アクセシビリティと生成AI

  • ページを認識してテキスト化
  • 画像をテキスト化

株式会社ツルカメ

これまでの取り組み

サイバーエージェント株式会社

アクセシビリティの浸透

  • アクセシビリティのオンボーディング
    • 今までは出来る人が講師としてやっていた
    • スケールさせるためにEラーニング化
      • スライド資料とテスト
    • 入社時に必ず受けるものになった

テキストライティング

  • ラベルの一貫性
  • 表記揺れの防止
    • アメーバIDが英字になったりとか
  • textlint
    • slack上でも使える
    • figmaプラグインも作った
      • ルールはGitHub上で管理
      • ルールがまだ少ないから充実させたい

コクヨ株式会社

  • 藤木 武史さん

インクルーシブデザイン

株式会社SmartHR

アクセシビリティ工場の取り組み

アクセシビリティテスタープロジェクト

  • 障害当事者が製品のテストをする
  • アクセシビリティテスター
    • 視野が狭く眩しさで目が疲れやすい
      • 大鏡や色反転を使って利用する
    • 手が動かしづらく複視でものが二重に見える

10年後のアクセシビリティを考える

  • freee株式会社 伊原 力也さん
  • 神戸大学大学院工学研究科 教授 塚本 昌彦さん
  • ペタビット株式会社 常務取締役 ミキチョクシさん
  • 株式会社神戸デジタル・ラボ 外部取締役 村岡 正和さん

10年前

  • 10年前のパネルディスカッション
    • すべての情報はテキスト化される
    • 実際そうなってる
      • 画像
      • 楽曲

今後を見据えたアクセシビリティ

10年後どうなる

  • サイボーグ
    • からだの調子悪い部分を付け替える
  • AIがデータにアクセスしてくるし、データを作る
    • 犬や猫でもアクセスできるように
    • webが情報置き場所
  • 同じに伝わるとはどういうことか
    • 見えてなくても画像をAIで説明したり情報にアクセスできる
    • 変換する存在としてのAI
    • 元になる情報をどう設計するか
    • AIが活用されるが当事者抜きでどうあるべきか決めてはいけない
  • バイスが多様になっていく
    • バイスを通じて情報が共有されるようになっていく