「Serverless Meetup Tokyo #14」に参加してきました

  • Serverless Meetup Tokyo #14に参加してきました。

serverless.connpass.com

タイトル 発表者
機械学習MVPにServerless Frameworkがオススメな理由 池田 雄太郎(株式会社 KaizenPlatform)
今Serverlessが面白いわけ(v19.09) 川崎 庸市(Microsoft Corporation)
AWSで開発するサーバレスAPIバックエンド 三宅 暁(フリーランス
F-SecureのServerlessなSecurity 河野 真一郎(エフセキュア株式会社)

機械学習MVPにServerless Frameworkがオススメな理由

  • 池田 雄太郎(株式会社 KaizenPlatform)

ML/DLプロダクト開発におけるストレス

コンピューティングリソースの短期的ダイナミクス

  • 学習などで一時的に大量リソースほしい
    • => 柔軟なスケールイン/スケールアウト機構が必要

コンピューティングリソースの長期的ダイナミクス

  • ビジネス的な成長予測ができないのでどれくらい使われるかわからない
    • => インフラに関する高い知識が求められる

Serverless

  • リクエストに応じて必要なだけのリソースをリアルタイムに確保する
    • リソース確保が柔軟
  • ML/DLプロダクト開発と相性がいい

Serverless導入の悩み

  • 設定/デプロイに関するデメリット
    • 使うBaaSが多くなり勝ち
      • AWSとかいろんなサービスがある
    • DevOps環境構築のハードルが高い
      • ロジックの実装はJupyterNotebookが多め
  • そこでServerless Framework

Serverless Framework

  • Serverlessアプリの構成管理ツール
  • CloudFormationの定義したリソースをLambdaを中心に一括で設定できる
  • ステージング環境の分割など簡単にできる

今Serverlessが面白いわけ(v19.09)

世の中の動向

  • 人類の問題
    • アジリティがほしい
    • 高い生産性効率性がほしい
    • 運用コストを下げたい
  • ビジネスの傾向

FaaSを支える技術

  • インフラ技術の進化の賜物
  • 一般的にコンテナ相当の技術が基盤に使われる
    • 使った分だけ課金
    • 高速にスケーリング
  • データストアの進化
    • ステートフル/データ永続化対応
    • スケーラブルなデータストア
    • NoSQL型がフィット
  • プラットフォームの進化の方向性
    • 自動化
    • 抽象化
    • 標準化
  • Serverlessにおけるクラウドベンダーの実情
  • Knative
  • KEDA
  • Virtual Kubelet

AWSで開発するサーバレスAPIバックエンド

ノーコーディングでバックエンドAPIを作る

  • Amplifyは使わない
    • ベンダーロックインしないように
    • Apollo Clientを使う
  • Cognitoは使うがOpenID Providerとして使う
    • react-oidc-contextを使う
  • serverless-appsync-plugine
    • AppSyncの設定を完結に定義してデプロイできるServerlessFrameworkのプラグイン

F-SecureのServerlessなSecurity

Serverlessでセキュリティ

  • インフラは提供者が担保
  • エンドユーザがアップロードしてきたファイルは安全か?
    • アップロード時にF-Secureと連携してセキュリティチェックしてくれる
    • API連携でセキュリティチェックができる